オマハハイローとは?
もしあなたがポットリミットオマハ(PLO)のルールを知っているのであれば、オマハハイローで遊ぶ準備はできている。オマハハイローはオマハエイトオアベターという別名で呼ばれることもある。
このゲームは名前にもあるように、このゲームはオマハでポットの高い役と低い役でポットの半分を分け合うことになる。
オマハハイローは一般的にフィックスドリミットでプレイされることが多い。そして、混合ゲームであるH.O.R.S.E.(のOとして)でプレイされる。
あなたはオマハ8やO/8といった表記を時々見ることがあるかもしれない。これはオマハハイローのことを指している。これ以外にもゲームの呼び名は様々なものがある。
オンラインポーカーで遊ぶならオマハハイローのノーリミットやポットリミットの種類でプレイされる機会も多い。
オマハハイローの遊び方
オマハハイローのルールと遊び方は、ポットリミットオマハとほぼ同じである。オマハポーカーのルールと遊び方の説明を見て欲しい。さらにオマハはテキサスホールデムのルールが元になっている。
ポットリミットオマハと同じように、オマハハイローではプレイヤーは4枚のホールカードが配られる。そして、その4枚の中から2枚を利用し、さらにコミュニティカードの3枚と組み合わせて、5枚のポーカーの役を作る。
テキサスホールデムやポットリミットオマハと同じように、もしプレイヤーがベットを行い、他のプレイヤーがショウダウンの前にフォールドしてしまった場合は、ハンドを見せることなくポットを勝ち取ることができる。しかし、リバーでベットをコールされると、ショウダウンを行い、誰が1番強いハンド及び1番弱いハンドを持っているのか比較される。そして、それぞれのプレイヤーがポットの半分を得ることになる。
オマハハイローのルール
オマハハイローでは、ハイハンドはテキサスホールデムやポットリミットオマハといったハイゲームと同じように、伝統的なポーカーの役の強さに基づいて決められる。
ローハンドは少し説明が必要となる。特にあなたがスプリットポットゲームやハイローゲームを初めてプレイする場合はしっかりと目を通して欲しい。
まず、あなたがハイハンドを作成するときに使用するカードとローハンドを作成するときにカードの使い方に違いはない。あなたはハイハンドとローハンドで同じカードを2枚使用することができるし、他の2枚のカードでも良い。要するにあなたが持つ4枚のカードから2枚を使用して、コミュニティーカードを3枚選び、5枚のカードの組み合わせを作れば良い。
オマハハイローのルールでは、ローハンドを限定することが一般的である。これが意味することは、作られたローハンドは8以下の数字で構成されていなければいけないということである。これはスプリットエイトオアベターという呼び方から来ており、ゲーム名にそのまま付け加えられることもある。
ローハンドは、ペアになっていない8以下のランクのカードから構成されることに限定される。ローハンドにとって、エースが1番弱いハンドとして扱われるが、一方でハイハンドでは1番強いランクのカードとしても扱われる。
それとローハンドでストレートやフラッシュを完成させたとしても、それは役として価値はない。それらのカードはローハンドとして扱われる。注意点としては、他のローボールゲームである2-7ノーリミットトリプルドローのようなゲームでは、フラッシュやストレートはあなたのローハンドをより高いランクへと傷つけてしまう。オマハハイローのケースであるので覚えておこう。
これが意味することは、オマハハイローで可能な1番強いハンドは5-4-3-2-Aであるということ。このハンドは時々ホイールと呼ばれる。この次に可能な低いハンドは6-4-3-2-Aである。低いハンドが限定されているオマハハイローの中で1番悪いハンドは8-7-6-5-4である。
どのハンドが弱いハンドか判断する良い方法がある。それは、ランクが高いカードから低いカードへ順番に並べてみることだ。そして五桁の数字を考える。1番低い数字を持つハンドがベストハンドである。したがって、5-4-3-2-A(54321)は、6-4-3-2-A(64321)より良い。そして、6-4-3-2-A(64321)は、6-5-3-2-A(65321)より良いということである。
オマハハイローのハンド例
オマハハイローでA♦ 6♠ 3♣ K♦ Q♦のカードがボードに出たハンド例を見ていこう。
あなたはA♠ K♠ 7♦ 4♠を持っている。そして、相手はQ♠ J♦ 4♦ 2♣である。
まずあなたのハンドを見ていこう。あなたの1番良いハイハンドは、エースとキングのツーペアである。そのハンドはあなたの手札からA♠とK♠、そしてボードからエースとキングを使用する。キッカーはクイーンである。
あなたの可能なローハンドは7-6-4-3-Aである。あなたの手札から7♦と4♠とボートの低いランクの3枚のカードを用いて作る。注意点としてはあなたがローハンドを作成するときに、あなたのハンドからエースを使用できないことである。コミュニティカードから3枚とホールカードから2枚のカードを使用しなければいけないため。エースはコミュニティカードにある。
一方であなたの敵はハイとローの両方であなたを負かすことになる。
あなたの敵が持っている1番良いハイハンドはフラッシュである。手札からJ♦と4♦とボードにある3枚のダイヤモンドのカードを組み合わせてできる。
そして、あなたの敵が可能な1番良いローハンドは、6-4-3-2-Aである。ハンドから4♦と2♠とボードにある低いランクのカード3枚を使用してできる。64321はあなたの76431より低いので、あなたは負けである。
ポットの半分の両方を勝ち取ることはスクープまたはスクーピングと呼ばれる。これはスプリットポットまたはハイローゲームをプレイする際に、狙うべきものである。
時々、オマハハイローでは制限のあるローハンドが完成しないことがある。このケースでは、ボードに8より低いランクのカードがペアではない状態で3枚未満のときにいつでも起こる。
例えば、ボードが9♠ K♥ A♣ J♦ 4♣であった場合は、エイトよりランクの低いカードがフォーとエースしか存在しない。これは誰もがローハンドを完成させることができないということである。この時には、ハイハンドを勝利したプレイヤーがポットをスクープすることになる。
まとめ
オマハハイローは学ぶことは難しくはない。特にポットリミットオマハを学んでいる場合はそうであろう。戦略は複雑だが、スターティングハンドの重要性を理解し、ハイハンドもしくはローハンドのためだけに戦うというミスをしなければ、良い戦いができるでしょう。