「ポーカーを始めたけど、なかなか勝てるようにならない」
「ポーカーを勉強して強くなりたいけど、何をしたら良いのかわからない」
そんな方に向けて、ポーカーを強くなるためにできる勉強方法をご紹介します。
ポーカーの勉強方法としては、主に下記のものがあります。
- 本
- 動画
- ハンドレビュー
- コーチ(レッスン)
- 数学
- ツール
- GTO(ゲーム理論)
ポーカーで強くなるためには座学は必須です。現役のプロも座学は欠かしません。
プレイばかりしていても強くなることはできません。自身のレベルにあった方法を見つけて、効率良く勉強を進めましょう。
本を読む
ポーカーの勉強を一番手軽にする方法は、ポーカーの本を読むことです。最近であれば、電子書籍でスマホで気軽に勉強をすることができます。
プロによって執筆されたポーカー初心者向けに書かれたルールの基本から、中級者から上級者向けに書かれた戦略の本まで、レベルにあった内容を勉強することが可能です。
本格的に強くなりたい方は、エド・ミラーの本がおすすめです。詳しくは、以下のおすすめのポーカー本の紹介記事をご覧ください。
プロの解説動画を見る
プロによって投稿されたプレイ解説動画を見ることも大変勉強になります。有名なサイトで言えば、Run It Onceがあります。
動画は日本人による投稿は少なく、英語のものが多いのが苦手な方にとってはデメリットです。しかし、本に比べて、最新のプロの戦略や考え方をすぐに知ることができるのは大きなメリットでしょう。
サイト以外にも、YouTubeやTwitchといったサイトでライブ配信を行っている有名プレイヤーやプロの動画も参考になるでしょう。
ハンドレビュー
ポーカーで強くなりたいのであれば、プレイ後のハンドレビューは必須です。ポーカーで強くなるということは、その時のシチュエーションにあった最適な選択を取るということだからです。
自身でハンドレビューを行うのが、難しい方はひゃっほう掲示板といったフォーラムを利用するといいでしょう。
プレイしたハンド履歴を残すためには、Holdem ManagerやPokerTrackerといったヘッズアップ・ディスプレイ(HUD)を使用すれば、自動的に保存してくれます。
プロや上級者にコーチ(レッスン)を受ける
短時間で一番効果的なのが、プロや上級者にコーチ(レッスン)を受ける方法です。
知り合いに適した方がいればお願いすればいいでしょう。他にもTwitterには実績をあげている有名ポーカープレイヤーが多くいます。コーチを受けるのに適した対価を支払えば、行ってくれる方もいるでしょう。
コーチングの最大のメリットは、自分自身では気づきにくい間違えをすぐに客観的に正してくれることでしょう。
ただ、大半の場合に時間当たりの費用が一番高くなることが唯一の欠点といえるでしょう。
ポーカーの数学を学ぶ
ポーカーを強くなるために、数学の概念はとても大切なものになります。例えば、オッズやエクイティといったものがこれに当てはまります。
ポーカーの数学の考え方は、とてもシンプルなものです。しかし、戦略上の選択を決める上で重要な要素です。
数学が苦手と敬遠していては、今後の上達はあまり見込めないかもしれません。ポーカーを楽しみたいだけという方は不要でしょう。
ポーカーを強くなりたいという方は、しっかりとポーカーの数学に関する知識を身につけましょう。
詳しくは、以下のポーカーの数学と確率の記事にまとめています。
https://poker101.jp/strategy/math/
ツールを活用して勉強を効率化する
ポーカーの勉強に役立つツールもあります。代表的なツールとしては「equilab」「PokerSnowie」です。
equilabは特定のシチュエーションのエクイティを計算してくれるツールです。PokerSnowieはAIによるポーカートレーニングを行ってくれるツールです。
こういったツールはなくても勉強をすることができますが、あれば効率良く勉強を進めることが可能です。
早くポーカーを強くなりたいという方は、導入してみるといいでしょう。
GTO(ゲーム理論)
GTOは搾取されない戦略です。ポーカーの最強の戦略と呼ぶこともできるでしょう。
どんな場面でもGTO通りにプレイできれば、あなたは常に正しい選択を行ったということです。つまり最強のプレイヤーとなれるわけです。
しかし、GTOはそんなに簡単なものではありません。
そのシチュエーションにあった選択を見つけるために、コンピューターによる莫大な計算が必要となります。人間の頭の中で考えて行うことは不可能です。
そこでGTOの計算ツールを用いることになります。ツールとしては、PioSOLVERやGto+があります。
ミドルステークス以上で勝てるようになりたいのであれば、勉強すべき内容になります。勉強コストは大きいですが、それに見合った対価を得ることができるようになるでしょう。